マレーシアで暮らしていると、「STR」という言葉を耳にしたことはありませんか?政府が実施する賃貸住宅向け財政支援プログラムで、家賃の負担軽減を目的とした制度です。
2026年8月現在、STRフェーズ4の申請が正式に始まりました。申請締切は2026年9月30日。過去のフェーズで申請していない方や、これまで対象外だった方も、今回新たにチャンスがあります。
STRとは?日本の制度と比べてみると
日本には「住宅扶助」という制度があり、生活保護受給者の家賃を国が一部負担します。マレーシアのSTRはこれに近い概念ですが、対象の幅広さと申請のしやすさが大きく異なります。
| 比較項目 | マレーシア STR | 日本の住宅扶助 |
|---|---|---|
| 対象者 | 低・中所得のマレーシア国籍保有者 | 主に生活保護受給者 |
| 申請方法 | スマホ・PCからオンライン完結 | 福祉事務所で対面相談 |
| 審査スピード | 比較的スピーディー | 数週間〜数ヶ月 |
| フェーズ制 | あり(定期的に受付期間を設定) | なし(随時受付) |
日本の制度は「最後のセーフティネット」という位置づけが強いのに対し、マレーシアのSTRはより幅広い所得層が対象で、「家賃の重さを少し軽くする」という感覚に近いです。共働き家庭が多く外食文化が根付いているマレーシアですが、家賃負担は都市部を中心に年々増加しており、この制度の需要は高まっています。
フェーズ4の対象者は?
今回のフェーズ4では、以下に当てはまる方が申請できます。
- 過去のフェーズ(1〜3)でまだ申請していない方
- 以前は対象外だったが、今回の条件を満たすようになった方
- MyKad(身分証明書)を所持するマレーシア国籍保有者
「前のフェーズで申請し忘れた」「書類が揃わなかった」という方も、フェーズ4で改めてチャレンジできます。
申請の流れ(5ステップ)
オンラインで完結するシンプルなプロセスです。スマホ一台で手続きできます。
Step 1:公式サイトにアクセス
STRの政府ポータルサイトを開きます。
Step 2:「Permohonan Baru」をクリック
「Permohonan Baru」はマレー語で「新規申請」の意味。初回申請の方はここから始めます。
Step 3:個人・家族情報を入力
氏名・MyKad番号・家族構成・現住所・収入状況などを記入します。
Step 4:必要書類をアップロード
MyKadのスキャン画像など、指定書類を添付します。事前にスキャンデータを用意しておくとスムーズです。
Step 5:確認して送信
入力内容を最終確認し、申請を送信。審査結果は後日、登録した連絡先に通知されます。
日本人が知っておくべきこと
STRはMyKadを持つマレーシア国籍保有者が対象のため、就労ビザや観光ビザで滞在中の日本人は申請できません。
ただし、この制度を知っておくことには実用的な価値があります。
- マレーシア人の同僚・パートナーの家族がまだ知らない場合、教えてあげられます
- 永住権(PR)を取得済みの日本人の方は、条件次第で対象になる可能性があるため、公式サイトで確認することをおすすめします
- マレーシア社会の社会保障の仕組みへの理解が深まり、現地の生活コスト感覚がより掴みやすくなります
高齢の親や、スマホの操作が不慣れな家族を持つマレーシア人の友人がいれば、申請のサポートを手伝ってあげると大変喜ばれるでしょう。
まとめ
STRフェーズ4の申請締切は2026年9月30日です。対象に当てはまる可能性がある方は、早めに公式サイトから申請を進めてください。締切を過ぎると次のフェーズまで待つことになります。
身近にまだ申請していないマレーシア人の友人や家族がいれば、ぜひこの情報をシェアしてあげてください。
写真: Esmonde Yong / Unsplash
出典: Leesharing の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。


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