KLIAに着いたのに、搭乗ゲートが見つからない……。なんてことになったら大変ですよね。実は、クアラルンプール国際空港(KLIA)には「ターミナル1(T1)」と「ターミナル2(klia2)」という2つの異なるターミナルがあり、航空会社によってどちらを使うかが完全に決まっています。
日本の成田空港を思い浮かべると、第1・第2・第3ターミナルが別棟に分かれて混乱することがありますよね。KLIAはそれと同じ構造ですが、T1とklia2の間はバスで約15〜20分かかります。間違えると取り返しのつかない事態になりかねないので、出発前に必ず確認しておきましょう。
KLIAのターミナルは実質3つある
| ターミナル | 通称 | 主な使い方 |
|---|---|---|
| T1 | KLIAメインターミナル | フルサービス航空会社(MAS、JAL、ANA等) |
| klia2(T2) | LCC専用ターミナル | AirAsiaをはじめとするLCC全般 |
| スバン空港 | サブ空港(市街地寄り) | Fireflyなどの地方小型便 |
T1:フルサービス航空会社が集まる「本館」
T1はKLIAの本館にあたるメインターミナルです。マレーシア航空(MAS)をはじめ、世界の大手フルサービスキャリアがここに集結しています。
| 航空会社 | コード | 代表路線 |
|---|---|---|
| マレーシア航空 | MH | KL〜成田・羽田 |
| JAL(日本航空) | JL | KL〜成田 |
| ANA(全日本空輸) | NH | KL〜成田 |
| シンガポール航空 | SQ | シンガポール経由各国 |
| エミレーツ | EK | ドバイ経由欧州 |
| カタール航空 | QR | ドーハ経由欧州 |
| キャセイパシフィック | CX | 香港経由各国 |
| タイ航空 | TG | バンコク経由各国 |
| 大韓航空 | KE | ソウル経由各国 |
| エア・フランス | AF | パリ経由欧州 |
| ルフトハンザ | LH | フランクフルト経由欧州 |
日本人が使う直行便はほぼT1着・T1発です。初めてKLを訪れる方は、まずT1に向かえば間違いありません。
klia2:LCC専用の新ターミナル
klia2は2014年にオープンしたLCC(ローコストキャリア)専用ターミナルです。日本でいえば「成田空港第3ターミナル」の感覚に近いです。格安航空を使うなら必ずここが発着点になります。
| 航空会社 | コード | 代表路線 |
|---|---|---|
| AirAsia(エアアジア) | AK | 国内線(コタキナバル、ペナン等) |
| AirAsia X(エアアジアX) | D7 | 国際線(成田、関空、大阪) |
| バティックエア(旧マリンドエア) | OD | 国内線・インドネシア線 |
| タイ・エアアジア | FD | バンコク線 |
| インドネシア・エアアジア | QZ | ジャカルタ、バリ線 |
⚠️ 要注意: AirAsia Xは日本線(成田・関空)も飛ばしています。「格安で日本からKLへ来た」という方は、klia2着になっている可能性が高いです。
第3の選択肢:スバン空港
スバン空港(スルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港)は、KL市内に近い小さな空港です。日本でいえば「調布飛行場」のような存在で、プロペラ機による地方路線が中心です。
| 航空会社 | 路線 |
|---|---|
| Firefly(ファイヤーフライ、FY) | ペナン・コタバル・クアンタン等の国内線 |
| Berjaya Air(ベルジャヤ・エア) | ティオマン島・レダン島など離島への小型便 |
ターミナル間の移動
T1とklia2は別棟ですが、無料シャトルバスで移動できます。乗り間違えて慌てても、移動手段はあるので落ち着いて。
| 移動方法 | 所要時間 | 料金 |
|---|---|---|
| 無料シャトルバス(T1↔klia2) | 約15〜20分 | 無料 |
| 構内エアロトレイン(T1メインビル↔サテライト) | 約2分 | 無料 |
市内(KLセントラル駅)へのアクセスはERLエクスプレス(KLIA Ekspress)が最も快適。T1・klia2それぞれに専用の乗り場があります。
| 出発ターミナル | 所要時間 | 料金 |
|---|---|---|
| T1 → KLセントラル | 約28分 | RM55(約2,123円)※2026年8月時点、1RM=38.6円 |
| klia2 → KLセントラル | 約33分 | RM55(約2,123円)※同上 |
日本人向けメモ
- 日本〜KLの直行便はT1が基本: マレーシア航空・JAL・ANAはすべてT1発着。まず「T1に行けばいい」と覚えておきましょう。
- AirAsia Xで来たらklia2: 成田・関空発のAirAsia X(D7)便はklia2着。チケット購入時に確認しておくと安心です。
- klia2のERL乗り場はT1と別: KLセントラル行きの電車はT1とklia2で乗り場が異なります。乗り間違えに注意。
- 余裕をもって2〜3時間前に到着を: KLIAは非常に広く、T1のメインターミナルからサテライトビルまでエアロトレインで移動が必要。出発の2〜3時間前を目安に。
- Wi-Fiは全ターミナル無料: 接続方法は「KLIA Free WiFi」を選択してメールアドレスを登録するだけです。
ターミナルさえ把握しておけば、KLIAは利便性の高い快適な空港です。次の旅の前にぜひブックマークしておいてくださいね!
写真: Khanh Nguyen / Unsplash
出典: Leesharing の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。


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