マレーシアに住んでいると、「国内旅行、いつでも行けるからいつか…」とつい後回しにしていませんか?実は飛行機や車で数時間移動するだけで、世界遺産の歴史都市、透明度抜群のダイビングスポット、高原の茶畑まで——マレーシアは16の州と連邦直轄地に、驚くほど多彩な景色が詰まっています。今回は「週末にどこへ行けばいい?」に答える、各州の必訪スポットガイドをまとめました。
マレーシアが「国内旅行の宝庫」な理由
日本の「国内旅行」といえば温泉や城下町が定番ですよね。マレーシアの場合は、東京から北海道を旅するような感覚で、まるで別の国の景色・文化・食べ物に出会えるのが特徴です。熱帯雨林、世界遺産の街並み、白いビーチ、標高1,500mの高原——全部「国内旅行」の範囲なのです。国土は日本の約0.9倍ながら、民族・言語・宗教・気候が州ごとに大きく異なるところが、マレーシアの旅の面白さです。
州別・必訪スポット早見表
| 州・地域 | 代表スポット | 特徴 | KLからの所要時間 |
|---|---|---|---|
| マラッカ | ジョンカーストリート・A Famosa | 世界遺産の歴史都市 | 車2時間 |
| ペナン | ジョージタウン・ペナン丘 | 世界遺産×グルメ天国 | 飛行機1時間 |
| サバ | キナバル山・シパダン島 | 登山・世界級ダイビング | 飛行機2時間 |
| サラワク | ムル洞窟・クチン | 熱帯雨林と先住民文化 | 飛行機1.5時間 |
| クダ(ランカウイ) | 離島・スカイブリッジ | 免税リゾート島 | 飛行機1時間 |
| トレンガヌ | ペルヘンティアン島・レダン島 | 格安パラダイスビーチ | 飛行機1時間 |
| パハン | カメロン高原・ゲンティン高原 | 避暑地・高原リゾート | 車4時間 |
| クアラルンプール | ペトロナスタワー・バトゥ洞窟 | 都市観光・ショッピング | 市内 |
| ジョホール | レゴランド・デサル海岸 | テーマパーク・ビーチ | 車4時間 |
| スランゴール | バトゥ洞窟・スカイミラー | 都市近郊スポット | 車30分〜1時間 |
| ヌグリ・スンビラン | ポート・ディクソン | 日帰りビーチ | 車1時間 |
| プトラジャヤ | ピンクモスク・官公庁建築 | 美しい計画都市 | 車30分 |
注目エリア深掘り
マラッカ ——「マレーシアの京都」
KLから車で2時間のマラッカは、ポルトガル・オランダ・イギリス統治の歴史が残るUNESCO世界遺産都市です。週末のジョンカーストリートでは中国系・マレー系・プラナカン(中国系移民とマレー人の混血)文化が交差する夜市が開かれ、食べ歩きが楽しめます。日本でいえば「食べ歩きができる祇園・清水坂」のようなイメージで、初めてマレーシアを旅する方に特におすすめのエリアです。
- A Famosa:1511年ポルトガル築の要塞跡。砲台跡での記念撮影が定番
- 三宝山(Bukit Cina):東南アジア最大の中国系墓地、1400年代から続く歴史遺産
- ジョンカーストリート夜市:土・日のみ開催。ニョニャ料理(プラナカン料理)は必食
ペナン ——「マレーシアの食の都」
「マレーシアで一番おいしい飯はペナンにある」——これはローカルの間でもほぼ共通認識です。チャークイティオ(平麺の炒め物)、アッサムラクサ(酸っぱい魚スープ麺)など、日本では食べられない料理が目白押し。ジョージタウンのストリートアートもSNS映えスポットとして有名で、数十か所のアート作品を歩いて巡ることができます。
日本との比較: アッサムラクサの酸味は「タマリンド(梅干しに近い植物由来の酸味)と魚でとったスープ」から来ています。初めて食べると「甘酸っぱい麺料理」のような驚きがあります。辛さが苦手な方は「Not spicy, please」と伝えれば対応してもらえます。
カメロン高原 ——「熱帯の中の軽井沢」
KLから車で約4時間。標高1,500m前後に広がる高原で、気温は20〜25℃前後と真夏のKLとは別世界です。緑の茶畑を歩き、採れたてのストロベリーを頬張る体験はマレーシア在住ファミリーにも人気。BOH茶農園では工場見学と絶景カフェが楽しめます。「熱帯なのに高原リゾート」という非日常感が最大の魅力です。
ビーチ・アウトドア派向けスポット
| スポット | 特徴 | ベストシーズン |
|---|---|---|
| ランカウイ(クダ) | 免税リゾート島、スカイブリッジ | 11〜4月 |
| ペルヘンティアン島(トレンガヌ) | 格安でスノーケル、透明な海 | 3〜10月 |
| レダン島(トレンガヌ) | 手つかずの珊瑚礁、高い透明度 | 3〜10月 |
| シパダン島(サバ) | 世界Top10ダイビング、ウミガメが普通に泳ぐ | 通年(要許可証) |
| キナバル山(サバ) | 東南アジア最高峰4,095m登山 | 通年 |
| ムル洞窟(サラワク) | 世界最大級の洞窟、コウモリの大群 | 通年 |
日本人向けメモ
移動について
KL〜ペナン・コタキナバル・クチン方面はAirAsiaで RM100〜200(2026年5月時点で約4,010〜8,020円、1RM=40.1円)前後。早割でさらに安くなります。マラッカ・カメロン高原方面はバスまたは車が便利で、Grab(配車アプリ)でも手配できます。
言語について
KL・ペナン・マラッカなど主要観光地は英語が十分通じます。日本語対応は限られますが、簡単な英語でほとんどの場面に対応できます。
旅行日程の目安
| 日程 | おすすめコース |
|---|---|
| 週末1泊2日 | マラッカ/プトラジャヤ/ポート・ディクソン |
| 3〜4日 | ペナン/カメロン高原/ランカウイ |
| 5日以上 | サバ(山+海)/サラワク(洞窟+クチン) |
マレーシアに住んでいると「いつでも行ける」ところがかえって盲点になりがちです。次の連休は、まだ訪れていない州へ出発してみませんか?
出典: Leesharing の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。


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