マレーシアでA・B・O型血液が深刻不足!献血へのご協力を

生活・文化

あなたは最後に献血をしたのはいつですか?日本では赤十字社の献血バスを街中でよく見かけますが、マレーシアでも今、血液の深刻な不足が大きな問題になっています。

2026年4月9日、マレーシア保健省の国家血液センター(Pusat Darah Negara、略称PDN)が緊急声明を発表しました。A型・B型・O型の3つの血液型すべてが同時に深刻な不足状態に陥っているとのことです。これは手術や出産、緊急処置など、輸血を必要とする患者さんに直接影響する事態です。

マレーシアと日本の献血制度、何が違う?

日本では赤十字社が全国規模で献血を管理しており、街角の献血バスや駅近くの常設センターが身近な存在です。マレーシアでは保健省直轄の国家血液センターが中心となって管理していますが、献血文化の浸透という点では日本ほど日常的ではなく、SNSを通じた緊急呼びかけが献血者を集める重要な手段になっています。

項目 マレーシア 日本
管理機関 保健省・国家血液センター(PDN) 日本赤十字社
献血可能年齢 17〜60歳 16〜69歳
体重条件 45kg以上 50kg以上(全血の場合)
献血間隔(全血) 3ヶ月に1回 男性2ヶ月・女性3ヶ月に1回
報酬 無償(ボランティア) 無償(ボランティア)
海外渡航者の制限 国・期間により要確認 対象地域滞在後は一定期間不可

献血できる主な場所

常設センターに加え、ショッピングモールなどで定期的に移動献血イベントが開かれます。

場所 特徴
国家血液センター(Jalan Tun Razak, KL) 常設・予約不要・平日休日ともに対応
各地の公立病院内献血室 平日中心・事前確認推奨
ショッピングモール移動献血 不定期開催・告知はSNSで随時

最新の献血場所・スケジュールはPDNの公式Facebookページ(@PusatDarahNegara)または公式サイト(pdn.gov.my)で確認できます。

献血の流れ(マレーシア版)

  1. 受付・登録 — 身分証(マイカードまたはパスポート)を提示
  2. 問診・血圧・ヘモグロビン測定 — 健康状態の簡単なチェック
  3. 採血 — 全血献血は通常10〜15分程度
  4. 休憩・軽食 — 献血後はジュースやビスケットなどが提供される
  5. 献血カード — 回数の記録として利用でき、特典がある場合も

日本の献血と流れはほぼ同じです。「献血カード(Kad Pendermaan Darah)」を持っていると次回以降がスムーズになります。

日本人向けメモ

マレーシアに在住・滞在中の日本人も献血に参加できます。以下を参考にしてください。

  • 言語の壁: 登録用紙は英語が基本。マレー語がわからなくても英語対応スタッフがいることが多い
  • 身分証: 外国人はパスポートで受付可能
  • 事前準備: 前日は十分な睡眠を、当日は食事を済ませてから行くこと(空腹での献血は体への負担が大きい)
  • 注意が必要なケース: 特定地域への最近の渡航歴、常用薬の服用、直近の予防接種などは献血できない場合があります。不安な方はスタッフへ事前に英語で相談を
  • 所要時間の目安: 登録から休憩終了まで全体で1時間程度を見ておくと安心

日本で献血の習慣があった方も、マレーシアにいる間に一度チャレンジしてみませんか?血液は在庫を「輸入」することができません。不足しているのは今、ここマレーシアで必要としている人たちのためです。

写真: Joy Lim / Unsplash

出典: Leesharing の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。献血条件・場所・スケジュールは変更される場合があります。最新情報は国家血液センター公式サイト(pdn.gov.my)でご確認ください。

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