マレーシアで暮らしていると、街のあちこちで目にするおなじみのロゴ——Tealive(ティーライブ)。2017年に誕生したマレーシア発のバブルティーチェーンは、今や国内外に700店舗以上を展開し、「マレーシアのスターバックス」とも呼ばれる国民的ブランドに成長しました。
そのTealiveが2026年6月25日、スーパーでよく見かける牛乳パック「子母牌(DLADY)」と戦略的パートナーシップを締結。2つの新作ドリンクを発売し、早くも話題となっています。
2つの新作ドリンクとは?
| 商品名 | 読み方 | 内容 |
|---|---|---|
| MooTea | ムーティー | 招牌奶茶(Tealive定番ミルクティー) |
| MeowCha | ミャオチャ | 招牌抹茶(定番抹茶ドリンク) |
「Moo(牛の鳴き声)+Tea」「Meow(猫の鳴き声)+Matcha(抹茶)」という遊び心あるネーミングが特徴です。6月初旬の市場投入から初動販売は好調で、SNSでも「かわいい名前!」「早く飲んでみたい」と反響が広がっています。
DLADYって何? オランダ発祥の150年の老舗ブランド
AEONやLotus’s、Jaya Grocerなど、マレーシアのスーパーマーケットでよく見かける「子母牌」の牛乳やコンデンスミルク。実はこのブランド、今から約150年前にオランダの農家協同組合から誕生した歴史ある乳業メーカーです。
日本でいえば「明治牛乳」や「森永乳業」のような存在——誰もが知っていて、長年にわたり家庭の食卓を支えてきた信頼のブランドです。そんな老舗乳業ブランドと新世代バブルティーチェーンが手を組んだことで、両ブランドのファン双方から大きな注目を集めました。
製品はすべてセランゴール州バンダル・エンステクにある最先端製造施設で生産されており、品質面でも「マレーシア製」のこだわりが感じられます。
「Made in Malaysia」から「Made by Malaysia」へ
今回の発表の場で注目されたのが、Shen Zhiqiang(沈志強)国内貿易・生活費担当大臣のスピーチです。マレーシア企業に向けて「Made by Malaysia」というビジョンを提唱しました。
| コンセプト | 内容 | 日本の例え |
|---|---|---|
| Made in Malaysia(従来型) | マレーシアの工場でモノを製造する | 海外ブランドのOEM工場として稼ぐモデル |
| Made by Malaysia(新モデル) | マレーシア企業がアイデアを生み、ブランドを世界に発信する | Uniqloが「日本発ブランド」として世界展開するモデル |
この「製造業から革新へ」のシフトチェンジを後押しするのが、政府の「PowerUp10k」プログラムです。地元起業家1万社以上を支援・育成することを目標とした取り組みで、TealiveとDLADYのコラボはその象徴的な成功事例として紹介されました。
日本人が知っておくべきこと
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 購入場所 | Tealive全店舗(モール内・LRT/MRT駅周辺が中心) |
| 価格目安 | RM8〜15程度(約313〜587円 ※1RM=39.1円、2026年6月25日時点) |
| 甘さ・氷の調整 | 注文時に0%〜100%で選択可能 |
| 英語対応 | ほぼ全店舗でメニューの英語対応あり |
| MeowCha(抹茶)の注意点 | 日本の抹茶とは風味が異なります。マレーシア風の甘めな仕上がり |
| 乳アレルギーの方 | DLADY牛乳を使用しているためご注意を |
TealiveはMid Valley Megamall、Pavilion KL、Sunway PyramidなどKL市内の主要モールにほぼ必ず出店しているため、日常の買い物ついでに立ち寄りやすいのも魅力です。
まとめ
Tealive × DLADYのコラボは、新作ドリンクの話だけにとどまりません。マレーシアを代表するブランドたちが手を組み、付加価値のある製品を生み出そうとしている——その流れは、マレーシアという国が「モノを作る場所」から「ブランドを生み出す場所」へと進化しているダイナミズムを映しています。
次にTealiveに立ち寄ったときは、ぜひ「MooTea」か「MeowCha」を試してみてください。「牛」と「猫」のネーミングに込められたマレーシアらしいユーモアも、楽しんでみてくださいね。
写真: Umar Al Farouq / Unsplash
出典: China Press の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。


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