お子さんの食事、どうやって楽しくしていますか?マレーシアで、ユニークな方法で子どもの食育に取り組む注目ブランドが誕生し、今ASEANで話題になっています。
その名も「Zoey’s Homemade」。マレーシアのママたちが立ち上げた、キャラクター型の饅頭(マントウ)ブランドです。最近、《東盟纪录》(ASEANレコード) の認定を受け、さらにハラール認定工場の設立という大きな目標に向けて動き出しています。
Zoey’s Homemadeってどんなブランド?
創業者は林静敏(リン・ジン・ミン)さん。複数のお母さんたちがチームを組み、自宅のキッチンからスタートした手作りブランドです。
着目したのは「子どもが喜んで食べられるもの」という課題。マレーシアの中華系家庭でおなじみの饅頭(マントウ)を動物や乗り物などのキャラクターの形に成形し、天然素材のみを使ったレシピで作り上げました。
日本の「キャラ弁」文化と比べてみると
日本でも、お母さんたちが子どものお弁当をキャラクターの顔にデコレーションする「キャラ弁」文化がありますよね。Zoey’s Homemadeはそれに近い発想で、日常の主食(饅頭)をキャラクターに変えたマレーシア版の食育アプローチといえます。
| 比較項目 | 日本のキャラ弁 | Zoey’s Homemade のキャラ饅頭 |
|---|---|---|
| メインの食材 | ご飯・おかず | 饅頭(蒸しパン) |
| 作り手 | 家庭のお母さん | ブランド(量産化を目指す) |
| 利用シーン | お弁当 | 朝食・おやつ |
| ハラール対応 | ー | 認定取得を目指す |
| デザイン数 | 個人次第 | ASEAN最多デザイン数 |
ASEANレコードを獲得した3つの理由
Zoey’s Homemadeが《東盟纪录》から認定を受けた理由はこの3点です。
- ママチームが主導するブランド — 創業者から製造スタッフまでお母さんたちで構成
- 健康的なレシピへのこだわり — 人工着色料・保存料を使わず、天然素材のみ使用
- ASEAN最多デザイン数 — 饅頭の概念を覆すバリエーションの豊富さ
「饅頭といえばシンプルな白い丸」というイメージを覆し、多彩なキャラクターで子どもを喜ばせている点が高く評価されました。
商品ラインナップ
キャラクター型饅頭だけでなく、子ども向けの商品ラインが充実しています。
| 商品カテゴリ | 内容 |
|---|---|
| キャラクター型饅頭 | 天然素材で作った多彩なキャラクター形成形 |
| 子ども向けチキン食品 | 添加物を抑えたヘルシーなチキン製品 |
| 健康おやつ | 自然由来の原材料を使ったスナック類 |
マレーシア初!ハラール認定工場の設立へ
今、Zoey’s Homemadeが最大の目標として掲げているのが、子ども向けキャラクター型饅頭のハラール認定工場をマレーシアで初めて開設することです。
ホームキッチンからのスモールビジネスとして始まりましたが、より多くの家族に届けるため、プロフェッショナルな製造体制への移行を着実に進めています。
なぜハラール認定がそれほど重要なのか?
マレーシアは多民族・多宗教社会です。人口の約6割を占めるムスリム(イスラム教徒)の方々にとって、ハラール認定は食品選びの絶対条件。これがあるかないかで、アクセスできる顧客層がまるで変わります。
| 民族・宗教 | 人口比率(目安) | ハラール食品との関係 |
|---|---|---|
| マレー系(ムスリム) | 約62% | ハラール認定が購入の必須条件 |
| 中華系 | 約23% | 宗教制限なし(現在の主要顧客層) |
| インド系 | 約7% | ハラール対応で選びやすい |
現在は中華系のお客さんが中心ですが、ハラール認定を取得することでマレー系・インド系家庭、さらには国際市場にも展開できるようになります。多民族国家マレーシアのすべての子どもたちに届けるというビジョンが、この挑戦の背景にあります。
日本人向けメモ
マレーシアの饅頭(マントウ)について知っておこう
中国系文化を背景とする饅頭は、マレーシアでは朝食や点心(ヤムチャ)でおなじみ。日本の「まんじゅう」とは違い、あんこが入っていない蒸しパンに近いイメージです。ふわふわの食感が特徴で、子どもから大人まで幅広く愛されています。
子どもへの贈りものや現地食材に興味がある方へ
– 天然素材のみ使用のため、添加物を気にする方にも安心できます
– ハラール認定取得後は、ムスリムのお友達家族へのプレゼントにも最適
– マレーシアのクリエイティブな食文化として、現地みやげとしての注目度も上がっています
ホームキッチンから、マレーシア全土へ
「子どもに安全でおいしいものを食べさせたい」というシンプルな思いから始まったZoey’s Homemade。その情熱がASEANレコードという形で認められ、今やマレーシアを代表する子ども食品ブランドへと成長しようとしています。
多民族国家マレーシアでハラール認定という新たなチャレンジに挑む姿は、マレーシア在住の日本人ママにとっても共感できるストーリーではないでしょうか。今後の展開がとても楽しみなブランドです。
写真: Esperanza Doronila / Unsplash
出典: China Press の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。


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