中国の国賓車「紅旗」が今年末マレーシア上陸

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中国で「国家元首の公用車」として知られる最高級ブランドの名前を、あなたはご存知ですか?トヨタのセンチュリー、レクサスLSに相当する中国の高級車——それが「紅旗(ホンチー/Red Flag)」です。

その紅旗が、2026年中にマレーシアへ上陸することが正式に決まりました。マレーシアの大手複合企業「桂和(クィル)グループ」が、中国の老舗自動車メーカー「第一汽車(FAW)」とMOU(覚書)を締結したと発表されました。

紅旗とはどんなブランド?

紅旗は1958年創業、中国最古の高級自動車ブランドです。長年にわたって中国の国家元首や政府高官の公用車として使われてきた歴史があり、中国人にとっては特別な威厳と誇りを象徴する存在です。

日本人にわかりやすく例えると、皇室・内閣の儀礼用車「センチュリー」(トヨタ)に相当するポジションです。単なる高級車ではなく、「国の顔」として機能してきたブランドなのです。

ブランド ポジション 主な公用車実績
紅旗 (Hóngqí) 中国 最高級 中国国家元首専用車
センチュリー 日本 最高級 皇室・内閣
ベントレー 英国 超高級 英国王室
メルセデス S-Class ドイツ 高級 各国首脳

近年は電動SUVや最新セダンにも注力しており、欧州や中東市場でも存在感を高めています。現在すでに87か国以上への輸出実績があります。

マレーシアが選ばれた理由

紅旗がマレーシアへの進出を選んだ背景には、戦略的な理由があります。マレーシアは右ハンドル市場であること。日本・オーストラリア・英国と同様に右ハンドル車を採用しており、東南アジアでの右ハンドル展開の足がかりとして最適な市場と判断されたようです。

桂和グループは販売だけでなく、ブランドプロモーション・マーケティング・販売ネットワーク構築・アフターサービス・パーツ供給まで一括して担当する予定で、本格的なディーラー体制が整う見込みです。

気になる価格帯は?(参考)

具体的なマレーシアでの車種ラインナップや価格はまだ未公表ですが、紅旗の現行モデルを参考にすると以下のとおりです。

モデル 中国での参考価格帯 特徴
H9(プレミアムセダン) 約130〜215万円相当 主力高級セダン、欧州市場にも投入
E-HS9(電動SUV) 約630〜1,060万円相当 旗艦EV、ロールスロイスを意識した設計
L5(フラッグシップ) 約500万円〜 公式行事向け最高級モデル

※マレーシアでの販売価格は輸入関税・現地仕様化コストにより異なります。正式発表をお待ちください。

日本人が知っておくべきこと

「中国車」のイメージは更新が必要です

「中国車=安かろう悪かろう」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、紅旗はその対極にあります。最新モデルは欧米高級ブランドと比較されるレベルのデザインと品質を誇り、実際に欧州でも販売されています。

マレーシアでの購入・試乗は2026年末以降

現時点では正式な販売店情報や価格は未公表。桂和グループの続報を待ちましょう。関心がある方はグループの公式チャンネルをフォローしておくと良いでしょう。

EV普及政策との相性

マレーシア政府は現在、電気自動車(EV)の普及を国策として推進中です。紅旗の電動モデルが主力となれば、BYD・Cheryに続く中国EVブランドとして、マレーシアのEV市場に新たな選択肢が加わります。

中国の「国賓車」が、まもなくマレーシアの路上を走る日がやってくるかもしれません。センチュリーやロールスロイスが好きな方には、その重厚な世界観はきっと刺さるはずです。正式発表が楽しみですね。

写真: Felix Ngo / Unsplash

出典: China Press の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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