JS-SEZでジョホール建設ラッシュ!約19億円工事が始動

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「マレーシアで今、どのエリアに注目すればいい?」そんな疑問を持っている方に、今まさにホットな話題をお届けします。

ジョホール州パシル・グダン(Pasir Gudang)にあるタンジュン・ランサット工業団地(Tanjung Langsat Industrial Park)で、大規模なインフラ整備工事がスタートしました。マレーシアの上場建設会社アドバンスコン・ホールディングス(Advancecon Holdings)の子会社・アドバンスコン・インフラが、ジョホール・コーポレーション(Johor Corporation)から4,760万RM(約18.9億円)の工事契約を受注したと発表しました。

どんな工事?インフラ整備の中身を解説

今回の工事は、工業団地を機能させるための「縁の下の力持ち」的なインフラです。

工事内容 日本でいうと
幹線道路の整備 工業団地内のアクセス道路・車道
排水システムの構築 雨水・排水処理のための地下インフラ
街灯の設置 工業地帯の安全な夜間照明
植栽・造園工事 緑化・美観整備

工期は2026年4月28日〜2027年4月28日の12ヶ月間。発注者がジョホール・コーポレーション(州政府系の大手複合企業)という点で、資金の安定性も高い政府案件です。

2026年だけでジョホール案件が3件!累計額は約110億円

今回はアドバンスコンにとって、2026年に入ってジョホール州で受注した3件目の大型契約です。

受注順 金額(RM) 日本円換算(約)
1件目 8,210万RM 約32.5億円
2件目 1億4,800万RM 約58.6億円
3件目(今回) 4,760万RM 約18.9億円
2026年合計 約2億7,770万RM 約110億円

※1RM=39.6円(2026年5月4日時点)で換算

わずか数ヶ月で1社が110億円超の工事を受注している——それだけジョホールでの建設需要が急増していることを示しています。日本でいえば、大成建設や鹿島建設が1つの県で短期間に次々と官公庁案件を受注しているような状況です。

なぜジョホールがこれほど熱いのか?

その最大の理由は「ジョホール・シンガポール特別経済区(JS-SEZ、Johor-Singapore Special Economic Zone)」です。

2024年に両国政府が合意したこの構想は、日本でいう「国家戦略特区」に近いイメージ。シンガポールの金融・ビジネス環境とマレーシアの土地・労働コストの優位性を組み合わせた、東南アジア最大規模の経済開発プロジェクトです。タンジュン・ランサット工業団地のあるパシル・グダンは、シンガポール市街から車で約1時間という好立地にあり、外資誘致のためのインフラ整備が急ピッチで進んでいます。

日本とジョホールのつながり

実はジョホールは、日系企業とのご縁が深いエリアです。パナソニック・東芝・富士通・ニコンなど、多くの日系製造業がジョホールに工場を構えてきた歴史があります。JS-SEZによる更なるインフラ整備は、これらの日系企業の追加投資や新規進出にとっても追い風になる可能性があります。

日本人が知っておくべきこと

  • ジョホールバルはマレーシア最注目の投資先:不動産・マレーシア株ともにジョホール関連への注目が集まっています
  • 工業団地周辺の住宅需要も上昇傾向:工場や企業の進出に伴い、従業員向け住宅ニーズが高まっています
  • アドバンスコン(銘柄コード: ADVCON)はBursa Malaysia上場企業:マレーシア株に興味がある方はウォッチリストに入れておく価値があるかもしれません(投資判断は自己責任でお願いします)
  • インフラ先行投資のタイムライン:今の工事は「準備段階」。2027年以降に本格的な企業進出・経済効果が期待されます

ジョホールの変化は、マレーシアに住む日本人にとっても身近な話題になっていきそうです。これからの動向を、ぜひ一緒にウォッチしていきましょう。

出典: China Press の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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