BUDI95の使用記録を確認する方法【配額管理】

マネー・生活費

マレーシアで生活していると、ガソリンスタンドで「RON95」という表示を見かけますよね。マレーシア市民の友人が自分よりずっと安く給油しているのを見て、「なぜ?」と不思議に思ったことはありませんか?

その答えがBUDI95——マレーシア政府が実施するガソリン補助金制度です。対象の市民はRON95を1リットルRM1.99(約80円)で購入できます。非対象者の市場価格はRM3.87(約156円)なので、約半額という大きな差があります。

BUDI95とは?日本の補助金と比較して理解する

BUDI95は所得制限付きのマレーシア国民向けガソリン補助金制度です。日本の「エネルギー価格激変緩和補助金」に相当しますが、仕組みがかなり異なります。

比較項目 BUDI95(マレーシア) 日本の燃料補助金
対象者 一定所得以下のマレーシア国民 全国民(石油元売り経由)
仕組み 個人の購入枠(配額)を管理 価格を一律に引き下げ
補助後価格 RM1.99/L(約80円) 変動(現在約170〜180円)
確認方法 オンラインポータルで個人が確認可能 特になし
不正対策 取引記録を個人でチェックできる

日本では消費者が意識しなくてもガソリン価格に補助が反映されます。でもBUDI95は個人ごとに「配額(購入できる数量の上限)」が設定されており、使い切ると市場価格に戻る仕組みです。スイカの残高管理に近いイメージですね。

ガソリン価格を一覧で比較

種別 価格(RM) 日本円換算 日本との比較
RON95(BUDI95対象者) RM1.99/L 約80円/L 日本の約半額
RON95(市場価格) RM3.87/L 約156円/L 日本より少し安い
RON97(プレミアム) RM5.15/L 約207円/L 日本と同水準〜高め
日本レギュラーガソリン 約175円/L

(1RM=40.2円、2026年4月21日時点)

BUDI95の取引記録を確認する方法

自分の配額がどれだけ残っているか、過去にいつ・どこで給油したかを確認できるのがBUDI95の大きな特徴です。「自分が使っていないのに配額が減っている」という不正利用の早期発見にも役立ちます。

手順はシンプルです:

  1. BUDI95公式ポータルにアクセスする
  2. MyDigital ID(マレーシアのデジタル本人確認サービス)でログインする
  3. 「取引記録(Transaction Records)」を選択
  4. 日時・場所・利用金額などの詳細が一覧で表示される

MyDigital IDはMyKad(マレーシアの国民IDカード)を使って認証します。つまり本人確認が二重にかかっているため、なりすましはほぼ不可能な設計です。クレジットカードの利用明細をアプリで確認するのと同じ感覚で、いつでも手軽にチェックできます。

なぜ取引記録の確認が重要か?

補助金枠は限られており、もし配額が不正に使われていた場合、自分が正規価格(RM3.87)で給油しなければなりません。ちょうど電子マネーの不正引き落としを確認するようなイメージで、定期的にチェックすることで被害を最小限に抑えられます

日本人にとっての意味

残念ながら、BUDI95の対象はマレーシア国民(シティズン)のみです。

対象 詳細
✅ 対象 マレーシア国民(MyKad保有者)、所得制限あり
❌ 非対象 外国人(永住権・就労ビザ保有者を含む)
❌ 非対象 高所得者(上位20%のT20層)

在マレーシアの日本人はRM3.87/L(約156円)の市場価格での給油となります。それでも日本のレギュラーガソリン(約175円/L)より安いのは確かですが、マレーシア市民の友人と比べると2倍近い価格を払っているという現実も知っておきたいところです。

外国人がガソリン代を少しでもお得にするなら、Petronasの「Setel」アプリ(外国人も利用可能)を活用してポイントを貯めるのがひとつの方法です。また、外資系スタンド(Shell、BPなど)より地場系のPetronas・BHPの方が若干安い場合があるという声もあります。給油するスタンドを意識するだけで、積み重なればそれなりの節約になりますよ。

写真: G3meaux UWU / Unsplash

出典: Leesharing の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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