無料で免許取得?JPJが詐欺広告に警告

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「無料でマレーシアの運転免許が取れる!」——SNSでそんな投稿を見かけたことはありませんか?実はこれ、今マレーシアで急増している詐欺の手口です。道路交通局(JPJ:Jabatan Pengangkutan Jalan)が公式に注意喚起を行いましたので、在住者・旅行者の方はぜひ把握しておいてください。

JPJとは?——日本でいうどんな機関?

JPJは日本でいう運転免許センター+運輸局を合わせたような行政機関です。運転免許の発行・更新、車両登録、交通法規の監督など、日本の警察・運転免許センター・国土交通省が担う業務を一手に受け持っています。マレーシアに住む上で最も関わる可能性の高い政府機関の一つです。

何が起きているのか?

現在、Threads(Meta社のSNSプラットフォーム)を中心に「無料で免許が取得できる」という偽の広告が拡散しています。JPJには既に複数の苦情が寄せられており、公式声明でこう述べています。

「JPJは一般市民に対して、無料で運転免許を提供することは一切ありません。このような広告はすべて詐欺です。」

「MyLesen B2」の名前を悪用

詐欺広告の多くが悪用しているのが、MyLesen B2という実在の政府プログラムの名前です。

MyLesen B2は、B40(低所得層)を対象に免許取得費用を補助する制度で、日本でいうハローワークの職業訓練給付金に近いイメージです。

ただし、このプログラムへの申請受付はすでに終了しています。合格者にはJPJから直接連絡が届く仕組みのため、SNSの広告から「今すぐ登録!」と誘ってくるものは100%詐欺と判断して構いません。

本物と偽物の見分け方

項目 本物のJPJ情報 偽広告(詐欺)
情報源 公式Facebookページ(本部+各州) Threads・WhatsApp・見知らぬアカウント
申請方法 JPJから直接連絡あり 「今すぐ登録!」リンクへ誘導
費用 審査・選考を経た補助 「完全無料」「誰でもOK」の謳い文句
連絡先 JPJ公式窓口 個人アカウント・見知らぬ電話番号

詐欺の典型的な手口

このパターンは世界共通です。マレーシアに来たばかりの方は特に注意してください。

  1. 公的機関の名前で信頼性を演出(JPJ、政府プログラム名を使う)
  2. 「限定」「期間限定」「今すぐ」の煽り文句で焦らせる
  3. 個人情報や少額の手数料を要求(「登録料」「書類手数料」名目)
  4. WhatsAppグループへ誘導して追加の詐欺へ発展

日本でも「格安SIMの乗り換えキャンペーン」「政府給付金のお知らせ」を装うフィッシングが多発していますよね。手口はほぼ同じです。

日本人向けメモ

在住者・長期滞在者の方へ、マレーシアでの運転免許については以下を押さえておきましょう。

状況 対応方法
日本の免許で運転したい JAF発行の国際免許証で入国後1年間有効
長期移住でマレーシア免許が必要 正規の教習所(Driving Institute)で取得。費用は約RM2,000〜3,000(約79,200〜118,800円)
免許の切り替えを検討中 MM2Hビザ保有者などは条件次第で変換できる場合あり。JPJ窓口で要確認

詐欺被害に遭わないための行動指針:

  • SNSで「お得な情報」を見かけたら、まずJPJの公式Facebookページ(JPJ Malaysia)で確認する
  • 不審な広告はJPJの公式ウェブサイト(jpj.gov.my)の苦情ポータルから報告できます
  • マレーシア在住日本人コミュニティのSNSグループでも情報を共有し合うと安心です
  • 「無料」「政府が提供」「今だけ」のキーワードが重なったら詐欺を疑って

写真: Maulana Abdul Qadry / Unsplash

出典: Varnam の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。制度・条件は変更される場合があります。最新情報はJPJ公式サイトでご確認ください。

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