世華媒体CEOが交代!マレー華字紙の重鎮退任

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マレーシアのコンビニやスーパーに行くと、日本語ではなく中国語の新聞が棚に並んでいることに気づいたことはありませんか?実はマレーシアには660万人以上の華人(中国系マレーシア人)が暮らしており、中国語メディアは社会の重要な情報インフラとして機能しています。そのマレーシア中国語メディア大手「MEDIAC(世華媒体集団)」で、8月15日からトップ交代が行われます。

世華媒体集団(MEDIAC)とは?

MEDIAC(銘柄コード: 5090)は、ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)のメイン市場に上場するメディア・コミュニケーション企業です。傘下には『中国報(China Press)』や『南洋商報(Nanyang Siang Pau)』など、マレーシアを代表する中国語日刊紙を複数抱えています。

日本でいえば、朝日新聞・読売新聞のような主要紙を複数傘下に持つメディアグループ、といったイメージに近いでしょう。マレーシアの华人コミュニティにとって、母語での新聞は単なる情報源ではなく、文化的アイデンティティとも深く結びついた存在です。

8月15日から新体制へ

8月14日(木)の年次株主総会(AGM)を経て、翌15日から以下の人事が正式に発効します。

役職 人物 内容
グループCEO(退任) 張裘昌(Zhang Qiuzhang)氏 名誉退職
グループCEO(就任) 邱甲坤(Qiu Jiakun)氏 昇格(前マレーシア事業CEO)
香港事業CEO(就任) 張裕嘉(Zhang Yijia)氏 新任

後任の邱甲坤氏は、これまで執行取締役兼マレーシア事業CEOを務めてきた人物で、国内事業の実務を熟知した「内部昇格」となります。長年グループを率いてきた張裘昌氏の退任は、一つの時代の終わりとも言える節目です。

マレーシア主要中国語日刊紙の比較

マレーシアの書店やコンビニで見かける中国語新聞、実はそれぞれ個性があります。

新聞名 特徴 運営元
中国報(China Press) 庶民向け・ローカルニュース重視 MEDIAC
南洋商報(Nanyang Siang Pau) ビジネス・経済ニュース寄り MEDIAC
星洲日報(Sin Chew Daily) 最大部数・政治・総合 Media Prima系
光明日報(Guang Ming Daily) 地域密着・ペナン強し 独立系

日本でも新聞の発行部数がデジタル化で年々減少していますが、マレーシアも同様の波にさらされています。それでも华人コミュニティにおける中国語メディアの需要は根強く、ウェブ版への移行も着実に進んでいます。

日本人向けメモ

マレーシア在住の日本人にとって、中国語メディアは普段なじみが薄いかもしれませんが、知っておくと便利な情報をまとめました。

  • ウェブ版は無料公開中: chinapress.com.my などはオンラインで無料閲覧可能。Google翻訳などを活用すると、ローカルニュースをいち早くキャッチできます
  • 日本語日刊紙はマレーシアに存在しない: 日本語情報は在マレーシア日本人会の会報やFacebookグループ、オンラインメディアが主な情報源です
  • MEDIAC株(5090)はBursa上場: マレーシア株投資に興味がある方は、メディアセクター銘柄の一つとして頭の片隅に置いておいてもよいかもしれません
  • 华字紙は地域によって強さが異なる: ペナンでは光明日報、クアラルンプールでは星洲日報・中国報が強い傾向。地域ごとのコミュニティ事情を反映しています

デジタル化の波が加速する中、新CEOのもとでMEDIACがマレーシアと香港の中国語メディアをどう変革していくか、注目していきたいですね。

出典: China Press の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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