マレーシアの株式市場に興味はありますか?「日本の東証と何が違うの?」「どんな銘柄が注目されているの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、証券アナリストが「買い推奨(BUY)」を出した医療系銘柄、アルファ国際(ALPHA、コード:0303)をご紹介します。バーサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)のACE市場に上場する同社は、東南アジア全域への積極的な拡大計画で注目を集めています。
アルファ国際ってどんな会社?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄コード | ALPHA(0303) |
| 上場市場 | バーサ・マレーシア ACE市場 |
| セクター | ヘルスケア |
| 現在株価(2026年4月29日) | RM0.27(約10.9円) |
| 目標株価(Da Securities予想) | RM0.37(約15.0円) |
| 投資推奨 | BUY(買い推奨) |
| 予想EPS(FY2027) | 1.5セン |
| 予想PER(FY2027) | 18.2倍 |
ACE市場は日本でいう東証グロース市場(旧マザーズ)に相当します。成長途上の新興・中小企業が多く、メイン市場(日本のプライム市場相当)より流動性リスクは高い反面、成長余力も大きいのが特徴です。
業績ハイライト:勝負の第4四半期
2026年度(FY2026)の最初の9か月間の純利益はRM3,970万(約16億円)を記録。これは通年予想の69.6%にあたります。言い換えると、残り1四半期(Q4)で30.4%を積み上げれば年間目標達成——つまり、Q4がこの銘柄の最大のヤマ場です。
アナリストがQ4強気な理由は主に2つです。
- 季節性の高シーズン入り:ヘルスケア需要が高まる時期に当たること
- 新センターの黒字転換:2025年12月に開設したコタキナバル(マレーシア・サバ州)とマニラ(フィリピン)のセンターがQ4から本格的な収益貢献に転じる見込み
東南アジア全域への拡大計画
| 時期 | 拠点 | ステータス |
|---|---|---|
| 2025年12月 | コタキナバル(マレーシア) | 稼働済・Q4黒字化見込み |
| 2025年12月 | マニラ(フィリピン) | 稼働済・Q4黒字化見込み |
| 2026年8月(予定) | トゥゲガラオ(フィリピン) | フィリピン2拠点目 |
| 2026年11月(予定) | ジョホール(マレーシア) | 国内第2拠点 |
| 2026年11月(予定) | ジャカルタ(インドネシア) | インドネシア初進出 |
| 2027年(予定) | バリ(インドネシア) | 観光地展開 |
インドネシア市場については、新料金体系への移行後に需要が大きく伸びると予測されており、同国での展開はアルファ国際にとって次の成長ドライバーと位置づけられています。
日本人投資家が知っておくべきこと
バーサ・マレーシアへの投資方法
日本の証券会社からは直接購入できないケースが大半です。マレーシア在住であれば、Maybank Investment、CIMB Investmentなどで現地証券口座を開設することで取引できます。
PER18.2倍をどう読むか
日本の医療・ヘルスケアセクターの平均PERは20〜25倍程度です。これと比較するとFY2027予想PER18.2倍は相対的に割安感があります。ただし、ACE市場は流動性が低い銘柄も多く、売却タイミングのリスクは日本の主要市場より高い点に注意が必要です。
為替リスクを忘れずに
目標株価RM0.37は現在の1RM=40.4円(2026年4月29日時点)換算で約15.0円。現在値RM0.27(約10.9円)からの上昇余地は約37%ですが、円高になればリターンは目減りします。株価変動に加え、RM/JPY為替の動向も投資判断に含める必要があります。
投資はあくまで自己判断で
本記事は情報提供が目的であり、投資の勧誘ではありません。ACE市場は値動きが大きく、最新の証券レポートや公式開示情報を必ずご確認ください。
東南アジアのヘルスケア需要は今後も拡大が続くと見られており、アルファ国際はその波に乗ろうとしている企業のひとつです。マレーシア在住で株式投資に興味のある方は、Q4の業績発表に注目してみてはいかがでしょうか。
出典: China Press の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。本記事は投資勧誘を目的とするものではありません。


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