マレーシア株「ARMADA」に注目!高油価で急成長

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マレーシアで資産運用を考えている方、「せっかくマレーシアにいるなら、現地の株式市場にも目を向けてみたい」と思ったことはありませんか?

今回ご紹介するのは、マレーシア証券取引所(Bursa Malaysia)のメインボードに上場するエネルギー株、ARMADA(Armada International Berhad、銘柄コード:5210)です。マ証券系アナリストが注目する「今買いたい一銘柄」として、2026年3月31日付で「買い推奨」レポートが公表されました。


ARMADAとは?——FPSO専業という強み

ARMADAは、FPSO(Floating Production Storage Offloading)と呼ばれる浮体式海洋石油生産貯蔵積出設備を主力とする、マレーシアの上流系石油・ガスサービス企業です。

日本でいうと、海洋油田の開発を支えるプラントエンジニアリング企業(日揮やチヨダコーポレーションに近い業種)に相当します。ただし陸上ではなく、洋上の巨大プラットフォームを専門に扱う点がユニークです。

石油会社がガスを掘り出す「掘削」部分は自分たちでやりますが、掘り出した原油の処理・貯蔵・出荷を担う「ハコ(FPSO)」を提供・運営するのがARMADAの役割です。


なぜ今、注目されているのか

高油価が追い風に

中東の地政学リスク(西アジア情勢の緊張)を背景に、原油価格の高止まりが続いています。油価が高い局面では、産油国や石油メジャーが「今のうちに採掘量を増やそう」と設備投資(資本支出)を積極化させる傾向があります。

ARMADAのような上流サービス企業は、この設備投資の拡大を直接的に受益するポジションにあります。日本でいうと「景気回復期に建設会社に仕事が増える」構造と似ています。


基本データ一覧

項目 内容
銘柄名 ARMADA(Armada International Berhad)
銘柄コード 5210
主力事業 FPSO等の海洋石油・ガスサービス
現在株価(2026/3/31時点) 34.5セン(約13.7円)
目標株価 44セン(約17.4円)
上値余地 約27%
推奨レーティング BUY(買い推奨)
レポート発行元 Ma Jian Securities Research

1RM=39.6円、1セン=0.396円(2026年4月4日時点)で換算


業績と受注残の安心感

指標 数値
FY2027予想EPS(1株利益) 11.7セン
FY2027予想コア純利益 6億9,000万RM(約273億円)
FY2025末時点の確定受注残 79億RM(約3,128億円)
オプション延長込みの受注残 88億RM(約3,485億円)
バリュエーション(PER) FY2026 EPS基準 4.1倍

受注残が79億RMあるということは、仮に今日から新規受注がゼロになっても、相当期間は仕事が続くという意味です。これは「見えている収益」が積み上がっており、業績の安定感を裏付けます。


日本人向けメモ

マレーシア株投資の基礎知識

  • 取引所: Bursa Malaysia(バーサ・マレーシア)。日本の東証に相当。
  • 単位: マレーシア株は通常「ロット(100株単位)」で購入。34.5センなら100株で約34.5RM(約1,366円)と少額から参加可能。
  • 外国人規制: 一般的なBlue Chip株や上場ETFは外国人でも購入可能。証券口座は現地銀行(Maybank、CIMB等)またはオンラインブローカー(Rakuten Trade等)で開設できます。
  • 税制: マレーシアにはキャピタルゲイン税がなく(2024年導入の一部例外あり)、株売却益への課税負担が日本(20.315%)と比べて有利なケースもあります。ただし日本居住者は日本での申告義務あり。
  • 為替リスク: RM建て資産なので、円安時は円換算で目減りするリスクあり。

注意点

この記事は証券会社のアナリストレポートの内容を紹介したものであり、投資助言ではありません。個別株投資は価格変動リスクを伴います。投資判断は必ずご自身でご確認ください。

出典: China Press の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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