マレーシア空港5月790万人!中国路線が快進撃

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マレーシアの空の玄関口が、今年絶好調です。マレーシア空港ホールディングス(MAHB)が発表したデータによると、2026年5月にマレーシア全国の空港で合計790万人の旅客を取り扱いました。この数字を牽引したのが、急増する中国路線。在住の方も旅行を検討中の方も、知っておきたい最新情報をまとめました。

5月の旅客数:羽田と比べると?

「790万人」という数字、直感的にわかりにくいかもしれません。日本で例えると、羽田空港が月間約700〜800万人を取り扱う世界有数のハブ空港。マレーシア全空港合計がそれと同規模の数字に達したということで、なかなかの規模感です。

空港・対象 5月旅客数 内訳
クアラルンプール国際空港(KLIA) 490万人 国際360万人 + 国内130万人
マレーシア全空港合計(MAHB管理) 790万人 国内外すべて

KLIAだけで490万人、うち国際線が360万人というのは圧巻です。コロナ禍で打撃を受けたマレーシアの航空産業が、観光・ビジネス両面で本格的な回復軌道に乗っていることを示しています。

中国路線が「救世主」に

今回の旅客数増加の最大の立役者が中国路線の拡大です。2026年5月16日、海南航空(Hainan Airlines)が重慶〜クアラルンプールの毎日直行便を新たに就航。中国本土からKLIAへのアクセスがさらに便利になりました。

マレーシアは中国系住民が人口の約23%を占め、文化的・経済的に中国との結びつきが強い国です。「観光立国マレーシア」を掲げるマレーシア観光年2026(Malaysia Tourism Year 2026)の取り組みの一環として、中国人観光客の誘致に特に力を入れています。

日本でいえば、コロナ後のインバウンド回復期に訪日外客が急増した感覚に近いですが、マレーシアの場合は「中国路線」が明確なドライバーになっています。重慶のような内陸都市からの直行便が開設されたことは、従来は上海・北京・広州経由でしかアクセスできなかった中国内陸部の旅行者を直接取り込めることを意味し、インパクトは大きいです。

地方空港も着々と整備

旅客数増加に合わせ、地方空港の設備整備も完了しています。

空港名 場所 整備状況
ミリ空港(Miri Airport) サラワク州(ボルネオ島) アップグレード完了
リンバン空港(Limbang Airport) サラワク州(ボルネオ島) アップグレード完了
ランカウイ空港(Langkawi Airport) クダ州 アップグレード完了

特にランカウイは免税の離島リゾートとして日本人にも人気が高く、空港整備によってさらなる観光客増加が期待されています。ミリやリンバンはボルネオ島観光の拠点となる空港で、オランウータンやジャングルトレッキングを目当てに訪れる観光客の利便性が高まりました。

なお、MAHBが管理に関わるトルコのイスタンブール・サビハ・ギョクチェン空港も5月に410万人を取り扱い、前月比10.8%増と好調でした。マレーシアの空港運営ノウハウが世界舞台でも高く評価されている証と言えます。

日本人向けメモ

マレーシア観光年2026とは?

2026年はマレーシア政府が「観光年」と定め、外国人観光客誘致に国全体で取り組んでいます。日本でいう「VisitJapanキャンペーン」に近いイメージです。観光スポットでの特別割引や記念イベントも増えているため、今年のマレーシア旅行はねらい目。航空路線が増えているこのタイミングは、チケット競争率も高まりますので早めの予約がおすすめです。

日本からKLIAへの直行便

出発地 主な航空会社 所要時間目安
東京(成田・羽田) JAL・ANA・マレーシア航空 約7時間
大阪(関西) マレーシア航空・AirAsia X 約7時間半
名古屋(中部) エアアジアX 約7時間

中国路線の増加でKLIAは混雑が増す傾向にありますが、ターミナル整備も進んでいるので安心です。入国審査も自動ゲート対応が進んでおり、以前より待ち時間が短くなっています。

KLIAから市内へのアクセス(料金目安)

※1RM=39.1円(2026年6月19日時点)

交通手段 所要時間 料金 日本円換算
KLIA Ekspres(快速列車) 約28分 RM55 約2,151円
タクシー(固定料金) 約60〜90分 RM150前後 約5,865円
Grab(配車アプリ) 約60〜90分 RM80〜120 約3,128〜4,692円

時間を優先するならKLIA Ekspres一択。渋滞に左右されず、市内観光のスタートダッシュに最適です。GrabはKLIA到着ロビーの指定エリアから乗車できるので、荷物が多い場合は便利な選択肢です。


マレーシアの空が活気づいている今、航空路線の充実は在住者にとっても旅行者にとっても朗報です。中国路線の増加でKLIAはよりにぎやかになりますが、それはすなわちマレーシアが「アジアのハブ」としての存在感を高めているということ。日本への帰国便の選択肢も、今後さらに広がっていきそうですね。

写真: Khanh Nguyen / Unsplash

出典: China Press の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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