マレーシアに住んでいると、ほぼ必須といえる存在がMaybank(メイバンク)のMAEアプリ。日常の支払いから送金まで、スマートフォン一台で完結できる便利なデジタルバンクです。
そのMAEアプリで、2026年4月7日から6桁PINの変更・リセット方法が変わりました。単純な操作だけでは変更できなくなり、本人確認が必要になっています。在住日本人の方も、新ルールをしっかり確認しておきましょう。
※ 今のPINを変えるつもりがない方は、この変更の影響を受けません。
何が変わったの?
4月7日以降、MAEアプリの6桁PINを変更またはリセットする際に、電子的な本人確認(eKYC)が必須になりました。
これは「アカウント乗っ取りリスクを下げるためのセキュリティ強化措置」とMaybankは説明しています。最近、フィッシング詐欺やSIMスワップ詐欺によるデジタルバンキング被害がマレーシアでも増加しており、その対策の一環です。
本人確認の2つの方法
方法①:電子的な本人確認(eKYC)
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| Step 1 | MAEアプリ内でPIN変更・リセットを選択 |
| Step 2 | MyCard(国民IDカード)を撮影(表裏) |
| Step 3 | 自撮り(セルフィー) で顔認証 |
| Step 4 | 確認完了後、新しいPINを設定 |
スマートフォン一台で完結する方法です。MyCardを手元に準備しておく必要があります。
方法②:MaybankのATM経由
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| Step 1 | 最寄りのMaybank ATMへ行く |
| Step 2 | ATM操作で 仮の6桁PIN を発行してもらう |
| Step 3 | 発行された仮PINを 48時間以内 にMAEアプリで使用 |
| 注意 | 48時間を過ぎると仮PINは 自動失効 する |
スマートフォンでの顔認証に不安がある方や、MyCardをすぐに用意できない方に向いた方法です。ただし48時間という期限には要注意です。
日本の銀行セキュリティと比べると?
日本でも近年、ネットバンキングの不正アクセス対策が強化されています。三菱UFJやみずほなどのアプリも、パスワード変更時に本人確認書類の提出を求めるケースが増えてきました。MAEの今回の変更は、日本で浸透しつつある「eKYC(電子的本人確認)」の仕組みとほぼ同じアプローチです。
| 項目 | Maybank MAE(マレーシア) | 日本のネットバンキング(例) |
|---|---|---|
| PIN変更時の本人確認 | MyCard撮影+顔認証、またはATM | SMS認証、秘密の質問、郵送など |
| 本人確認書類 | MyCard(国民IDカード) | マイナンバーカード、運転免許証など |
| スマホだけで完結 | ✅(方法①) | △(サービスによる) |
| オフライン対応 | ✅(方法②:ATM) | 〇(窓口対応あり) |
マレーシアのMyCardは、日本のマイナンバーカードに相当する国民IDカードです。顔写真・指紋・ICチップが搭載されており、本人確認書類としての信頼性が高いため、今回のeKYCにも活用されています。
日本人向けメモ
外国人(日本人在住者)はどうなるの?
今回の変更でeKYCに使う本人確認書類は「MyCard」と記載されていますが、外国人の場合は対応書類が異なる可能性があります。
- MM2H・就労ビザ保持者:i-Kad(外国人登録証)やREP(永住権証明書)が使えるか、アプリ上で確認を
- PIN変更が急ぎの場合:方法②(ATM経由)が最も確実。銀行スタッフに相談もできます
- MAEアプリを初めて使う外国人:フル機能の利用には銀行窓口でのアカウント開設が必要な場合があります
実用アドバイス
- 今すぐPINを変える予定がなければ、何もする必要はありません
- 変更が必要になったときに備えて、最寄りのMaybank支店またはATMの場所を事前に把握しておくと安心です(Maybank ATMはAEON、Lotus’s、大型ショッピングモールのほとんどに設置されています)
- PIN変更の直前にMyCardまたはパスポートを手元に準備しておきましょう
- 仮PINを発行したら48時間以内に必ず使うこと。うっかり忘れるとゼロからやり直しになります
まとめ
MAEアプリのPIN変更・リセットがより安全に、でも少し手間が増えたのが今回の変更です。アカウントを不正利用から守るためのステップが加わったと考えると、むしろ安心感が増すともいえます。
「今すぐ変更する予定はないけれど、いざというときのために知っておきたい」という方のために、この記事をブックマークしておくことをおすすめします。
出典: Leesharing の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。


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