マレーシア新パスポート!地区ごとに発行時期が異なります

生活・文化

マレーシアのパスポートが新しくなっています。ただし、発行開始のタイミングは全国一斉ではなく地区ごとに異なるため、事前にスケジュールを確認しないまま窓口へ向かうと「空振り」になる可能性があります。日本とは少し違うこの仕組み、在住の方やマレーシア人の家族・スタッフがいる方はぜひ把握しておきましょう。

マレーシアのパスポートが新しくなるとは?

マレーシア移民局(Jabatan Imigresen Malaysia)は定期的にパスポートのデザインや偽造防止技術を更新します。今回の新パスポートへの移行も、全国の各地区移民局オフィスに順次展開される形で進められています。

日本でイメージするなら、新デザインの運転免許証やマイナンバーカードの新機能対応が、市区町村ごとに微妙にずれてロールアウトされる感覚に近いです。ただしマレーシアの場合、その「ずれ」が地区によってかなり大きくなることもあり、隣の地区ではすでに申請できるのに自分の地区はまだ……というケースが起きやすいのです。

マレーシアと日本のパスポート制度を比べてみると

項目 マレーシア 日本
有効期間 最長5年 5年(12歳未満)または10年
申請窓口 各地区の移民局オフィス / MyEG オンライン 市区町村役所 / 在外公館
費用(大人) RM200(約7,900円)※ 国内:11,000円(10年旅券)
処理期間 通常1〜3営業日 国内:通常1〜2週間
オンライン予約 あり(MyEG) あり(マイナンバーカード連携)
電子チップ搭載 あり(ePassport) あり

※1RM ≈ 39.5円(2026年7月3日時点)

費用だけ見るとマレーシアの方が割安ですが、有効期間が最長5年と日本の10年旅券に比べて短い点は注意が必要です。マレーシアの方は更新頻度が高くなります。

なぜ地区によって開始時期が違うの?

段階的なロールアウトが採用される主な理由は次の3つです:

  1. 専用機器の設置スケジュール: 新パスポートの印刷・発行には更新された専用設備が必要で、各地区オフィスへの導入が順次進む
  2. スタッフ研修のタイミング: 新システムの操作研修が地区ごとに行われる
  3. 混雑分散: 全国一斉開始にするとシステムや窓口がパンクするリスクがある

これはマレーシアの大きな政策変更でよく見られるパターンです。学校の授業料補助やSSTの変更なども、地域・カテゴリ別に段階展開されることが多いです。

空振りを防ぐ!スケジュール確認の方法

公式チャンネルで確認

  • マレーシア移民局公式サイト: www.imi.gov.my
  • MyEG オンラインシステム: オンライン予約と申請状況の確認が可能
  • 各州移民局の公式 Facebook / Instagram: 最新スケジュールのお知らせが投稿されることが多い

予約・申請のコツ

タイミング 混雑度 アドバイス
年末年始・祝日前 非常に高い 2〜3週間前から予約を
学校長期休暇前 高い 1〜2週間前の予約が安心
平日の午前中 普通〜低め 午前9〜10時台が比較的空いている
月曜日・金曜日 高い 水曜・木曜が狙い目

必要書類(旧パスポート・MyKad・証明写真・申請書)はすべて事前に揃えてから窓口へ。書類不足で当日に出直しになることも珍しくありません。

日本人向けメモ

自分自身の日本国パスポートの更新について

在マレーシアの日本人が日本国パスポートを更新する場合は、マレーシアの移民局ではなく在マレーシア日本国大使館(クアラルンプール)またはペナン・コタキナバルの在外公館での手続きが必要です。今回の新パスポートのスケジュールは日本人には直接関係しません。

マレーシア人の家族・スタッフがいる方へ

配偶者やお子さん、会社のスタッフなどマレーシア国籍の方のパスポート更新には今回の情報が直接関係します。「急な海外出張が入ったのにパスポートの期限切れ間近」という事態を防ぐため、早めに地元の移民局オフィスのスケジュールを確認しておくことをおすすめします。

新旧パスポートの混在期間に注意

移行期間中は新旧両バージョンのパスポートが混在します。ビザ・就労許可証(EP)などが旧パスポートにスタンプされている場合は、新パスポートと合わせて旧パスポートも携帯するのが一般的です。入国審査でまとめて提示できるよう、両方なくさないよう管理しましょう。

写真: mkjr_ / Unsplash

出典: Leesharing の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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