サバ発ポテトチェーンが半年で世界126店へ

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マレーシアのショッピングモールや屋台街で「Happy Potato」という看板を見たことはありませんか?カリカリのポテトフライに様々なフレーバーをまぶした、このローカルスナックチェーンが今、驚異的なスピードで世界へ羽ばたいています。なんと半年以内に世界126店舗を突破し、中国・インドネシア・バングラデシュ・カンボジアへの進出も果たしました。

Happy Potatoって何?

Happy Potatoは2019年にサバ州(ボルネオ島側)で誕生したポテトフライ専門チェーンです。日本でいえば「マクドナルドのシャカシャカポテトを専門店化したもの」をイメージすると分かりやすいでしょう。カリカリに揚げたポテトに、チーズ・BBQ・スパイシーなど様々なフレーバーパウダーを振りかけて楽しむスタイルです。

2023年にマレー半島(クアラルンプール圏など)へ進出し、現在はマレーシア国内だけで117店舗を展開。国内最大規模のポテトフライ専門チェーンに成長しています。

驚異のグローバル展開

進出先 状況
マレーシア(国内) 117店舗(メイン市場)
インドネシア 直近6ヶ月で進出
中国 直近6ヶ月で進出
バングラデシュ 直近6ヶ月で進出
カンボジア 直近6ヶ月で進出
世界合計 126店舗

2028年までにマレーシア国内200店舗を目標とし、さらに3〜5ヵ国への追加進出も計画中です。

なぜこんなに速く拡大できるのか?

成功の鍵のひとつが、世界的な冷凍食品メーカーMcCain Foods(マケインフーズ)との業務提携です。マケインフーズは日本でもお馴染みで、コンビニやファストフードに使われる冷凍ポテトを製造している大手企業。この提携により、どの店舗でも同じカリカリ食感を再現できる独自コーティング技術を確保しています。

日本でいえば、丸亀製麺が独自の製麺技術を標準化してフランチャイズ展開しているのと同じ発想です。品質の均一化こそが、チェーン急拡大の条件なのですね。

マレーシアF&Bブランドが世界へ向かう理由

Happy Potatoの躍進は、マレーシアのフードビジネスが国際化しているトレンドの象徴でもあります。

マレーシアはもともと中華系・マレー系・インド系が共存する多文化社会。多様な食文化が根付いているため、フードビジネスのアイデアが豊富に生まれやすい土壌があります。さらにASEANの中心という地理的優位性から、インドネシア・タイ・カンボジアなど隣国への展開がしやすい環境にあります。

これは日本でいうと、九州発のラーメンが「一蘭」「一風堂」としてアジア・世界展開を果たした成功モデルに近いかもしれません。地域発のローカルフードが、品質と仕組みで世界へ出ていく——Happy Potatoはそのマレーシア版です。

日本人向けメモ

食べてみたい方へ:

  • 価格帯: RM5〜10程度(約200〜400円・2026年7月21日時点 1RM≈39.7円)とスナックとして手頃
  • 場所: クアラルンプール市内のほとんどのショッピングモール・フードコートで見かけます
  • 辛さ注意: Spicyフレーバーはかなり辛め。辛いものが苦手な方はOriginal(プレーン)またはCheeseがおすすめです
  • 言語: 英語メニューが多く、注文はしやすいです

在住者・ビジネス目線:

フランチャイズ加盟に興味がある在住日本人ビジネスマンにとっても、注目のブランドです。国際展開真っ只中の今、マレーシア発のフードビジネスがどこまで伸びるか、引き続き要チェックです。

サバ州の小さなポテトスタンドが世界を目指す——マレーシアのビジネス活力と多文化のダイナミズムを感じる、頼もしいニュースですね。

写真: Mitchell Luo / Unsplash

出典: China Press の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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