猛暑・ヘイズに!マレーシアの体冷ますドリンク7選

生活・文化

マレーシアに住んでいると、暑い日や霾害(ヘイズ)シーズンに現地の人が缶や瓶を手にして「体の火を消す」ために飲む光景をよく見かけませんか?

これが「降火(ジャンフォー)」文化。中医学(漢方医学)の概念で、体内に過剰な「熱」が溜まると、のどの痛み・口内炎・ニキビが起きると考えられています。日本でいえば「夏バテ」に近い感覚ですが、マレーシアの中国系コミュニティでは特定の飲み物で積極的に「熱を冷ます」文化が根付いているのが特徴です。今回はそんな定番の降火ドリンク7選をご紹介します。

マレーシア定番「降火ドリンク」7選

# 商品名 特徴 日本に例えると
1 三脚标黄草茶(サンジャオビャオ) 老舗ブランドの黄草茶。甘さ控えめの本格漢方系 麦茶のような日常ドリンク
2 白花蛇草水(バイファーシェーツァオシュイ) 白花蛇舌草由来。独特の苦みが特徴 青汁のような健康志向系
3 王老吉(ウォンロウカット) 広東発祥の赤缶ハーブティー。甘みと漢方香が絶妙 コーラのような「国民的ドリンク」
4 100 PLUS(ワンハンドレッドプラス) マレーシア発・炭酸入りアイソトニック飲料 ポカリスエットに相当する国民飲料
5 KARTA 椰水(ヤーシュイ) 天然ヤシの実の水。電解質豊富でナチュラルな甘み スポーツドリンクの天然版
6 何人可凉茶(ホーヤンホー) 60年超の歴史を持つマレーシア老舗凉茶 大正漢方のような「信頼の老舗ブランド」
7 单眼佬凉茶(タンガンロー) 甘さ控えめの凉茶。名前の意味は「片目の老人」 葛根湯のように「不調時に飲む」健康系

「凉茶(リャンチャー)」ってどんなもの?

「凉茶」は「冷たいお茶」ではなく、「体を冷ます(降火する)お茶」という意味です。中国の広東省で発展し、マレーシアの中国系コミュニティに受け継がれました。温かく飲んでも冷たく飲んでも「凉茶」と呼ばれます。

日本では「緑茶=体に良い飲み物」というイメージが強いですよね。マレーシアの中国系コミュニティでは、それが「凉茶」に相当します。のどが痛いとき・口内炎ができたとき・暑さでバテたときに積極的に飲む、生活に溶け込んだ習慣です。

100 PLUS — マレーシアの「ポカリスエット」事情

100 PLUSはF&N社製で、マレーシアを代表するアイソトニック飲料(スポーツドリンク)です。炭酸入りで爽快感が高く、熱帯の暑さで汗をかいた後の電解質補給として広く飲まれています。コンビニやホーカー(屋台街)で RM 1.5〜2(約59〜78円、1RM=39.0円・2026年8月15日時点) で手に入ります。

ポカリスエットとの大きな違いは「炭酸が入っている」こと。シュワシュワした爽快感が熱帯の暑さにぴったりで、日本人にも非常に飲みやすい一品です。

日本人向けメモ

漢方が初めての方:飲みやすさ順チャレンジ

苦みが心配な方は以下の順番で試してみてください:

① 100 PLUS(炭酸・飲みやすい)→ ② KARTA 椰水(天然で甘い)→ ③ 王老吉(甘い凉茶)→ ④ 三脚标黄草茶(本格凉茶)→ ⑤ 白花蛇草水(苦め・上級者向け)

どこで買えるの?

購入場所 おすすめ商品 目安価格(参考)
Jaya Grocer / AEON / Lotus’s 全7種類 RM 2〜4(78〜156円)
KK Super Mart / 99 Speedmart 100 PLUS・王老吉・凉茶類 RM 1.5〜3(59〜117円)
Lazada / Shopee(ネット通販) まとめ買い(箱単位) 1本あたりRM 1.5〜2.5でお得

注意点
– 凉茶は漢方成分が強いものもあります。妊娠中や薬を服用中の方は成分を確認してから飲むことをおすすめします。
– ヘイズ(霾害)シーズンは「上火」しやすいとされ需要が急増し、スーパーで品薄になることも。早めの備蓄がおすすめです。

猛暑・ヘイズシーズンを乗り切るために、まずは飲みやすいものから試してみてくださいね。

写真: Kelvin Zyteng / Unsplash

出典: Leesharing の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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