マレーシア15歳がチェスIMノルム達成!天才少年の素顔

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15歳のマレーシア人チェスプレイヤー、カヴィン・モハン選手が快挙を達成しました。2026年7月2〜7日にベトナムのクアンニンで開催された「第3回クアンニン国際マスタートーナメント2026」で9戦8点(7勝2引き分け無敗)という圧倒的な成績を収め、国際マスター(IM)の称号取得に必要な3回目の「ノルム」を達成。さらに「2026年優秀青年賞」も同時に受賞しました。

将棋でいえば高校生でプロ入り試験に合格したようなもの——マレーシアの若き天才の快挙を紹介します。

「国際マスター(IM)」って何?

チェスには将棋の段位に相当する国際称号制度があります。

称号 略称 説明 将棋の目安
カンディデートマスター CM 入門レベルの国際称号 奨励会入会相当
FIDEマスター FM 中級の国際称号 奨励会三段相当
国際マスター IM 上位称号。世界で数千人のみ プロ四段相当
グランドマスター GM 最高位。世界で約1,700人のみ 八冠・藤井聡太レベル

称号を獲得するには「ノルム」と呼ばれる国際大会での規定スコアを3回達成する必要があります。カヴィン選手はすでにFM・CM・ナショナルマスターを保持しており、今回の3回目ノルム達成でIMの正式称号が付与されます。

9戦8点——グランドマスターも退けた成績

今回のトーナメントは国際マスター(IM)やグランドマスター(GM)を含む強豪10名が集結した真剣勝負。その中でカヴィン選手は:

成績 結果
勝利 7戦
引き分け 2戦
敗戦 0戦
総得点 8点 / 9点満点
2位との差 1点差(独走優勝)

2位のFMトラン・ダン・ミン・クアン選手(ベトナム)を1点差でリードしての優勝。上位称号保持者が揃う大会でほぼ全勝という成績は、藤井聡太がタイトル戦で連勝するような衝撃と言えます。

15歳でここまで来た背景

カヴィン選手はセランゴール州出身のインド系マレーシア人。マレーシアの国民体育大会「SUKMA(スクマ)」でセランゴール代表として出場した経験もある将来有望な選手です。

チェスはマレーシアのインド系コミュニティで特に盛んで、学校の放課後チェスクラブが文化として根付いています。チェスのマレー語名は「Catur(チャトゥル)」——インドで生まれたゲームが数百年かけてマレー半島に伝わり、今もインド系の子どもたちに受け継がれています。

日本で将棋の英才教育を受けた子が10代でプロ入りするように、マレーシアでも15歳でIMを目指すキャリアパスが現実に存在しています。

日本人向けメモ:マレーシアのチェス文化と楽しみ方

マレーシアに住む日本人にとって、チェスは意外な「つながり」になるかもしれません。

項目 内容
子ども向け教室 KL市内に複数あり、英語でレッスン可能
オンライン対戦 Chess.com(無料アプリ)で世界中と対戦
国内大会 マレーシアチェス連盟(MCF)が年間を通じて開催
体験スポット ブリックフィールズ(リトルインディア)やインド系の多い地区で路上チェスも見られる
SUKMA 2年に1度の国民体育大会でチェスは正式競技

日本ではチェスより将棋・囲碁の方が馴染み深いですが、マレーシアでは言語の壁なく楽しめる国際ゲームとして幅広い層に浸透しています。在住日本人のお子さんをチェス教室に通わせるご家庭もあり、マレーシア人の友だちをつくる良い機会にもなっています。

カヴィン選手の次のステップはGM(グランドマスター)ノルムの取得。マレーシアからグランドマスターが誕生する日も、そう遠くないかもしれません。

写真: ANNIE HATUANH / Unsplash

出典: Varnam の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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