奇瑞がジョホール南部に初進出!クルアン3Sセンター開店

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マレーシアで急速に存在感を高めている中国系自動車ブランド「奇瑞(チェリー / Chery)」が、ジョホール州クルアンに南マレーシア初となる3Sセンターをオープンしました。

「3Sセンターって何?」という方も多いと思いますので、背景から丁寧に説明します。

3Sセンターとは?日本のカーディーラーとの違い

「3S」とは、Sales(販売)・Service(整備)・Spare Parts(スペアパーツ供給)の3機能を一か所に集約した施設のことです。日本のメーカー系ディーラー(トヨタモビリティや Honda Cars など)に近いイメージですが、マレーシアでは独立した修理工場(bengkel / ベンケル)が市場に多く乱立しているため、メーカー公認の3Sセンターは「品質と安心の保証」として特別な意味を持ちます。

日本では当たり前のようにディーラー整備を選びますが、マレーシアでは「どこで修理するか」がオーナーの大きな悩みの種。公認3Sセンターの存在は、在住日本人にとっても心強い選択肢です。

クルアン新店の概要

今回オープンしたのは、Autohub Mobility社が運営するクルアンSME工業団地(Kawasan Perindustrian SME)内の施設です。

項目 詳細
住所 No. 4, Jalan SME 1, クルアンSME工業団地
運営会社 Autohub Mobility Sdn Bhd
施設面積 734平方フィート
サービスベイ数 4ベイ(熟練技術者常駐)
ショールーム営業時間 毎日 8:30〜18:00(祝日含む)
サービスセンター営業時間 月〜土 8:00〜17:00(日曜・祝日休)
デザインコンセプト 奇瑞 Gen 4.0(最新世代)

ショールームは日曜・祝日も開いているのが便利なポイント。ただし整備・点検は土曜まで受け付けのため、修理・メンテナンスは平日か土曜に訪問するのがベストです。

奇瑞(チェリー)ってどんなブランド?

奇瑞汽車(Chery Automobile)は中国・安徽省芜湖市に本社を置くメーカーで、中国乗用車の輸出台数では長年トップクラスを誇ります。日本ではほぼ無名ですが、東南アジア・中東・南米では急成長中のブランドです。

マレーシアとの関係でいえば、奇瑞はProton(マレーシア国民車)の技術パートナーでもあり、ProtonのエンジンやプラットフォームにChery技術が使われています。「Protonの裏にCheryあり」はマレーシア在住者の間での常識になっています。

今回の開店でジョホール州内の奇瑞ショールームは計11か所に拡大。マレーシア全体でも2か所目となる3Sセンターを南部に構えたことで、アフターサービス体制が一段と強化されました。

マレーシアで中国系EVが急増している背景

日本ではトヨタ・ホンダのハイブリッドが主流ですが、マレーシアでは2023年ごろから中国系ブランドのEV・SUVが一気に台頭しています。その理由は主に3つ:

要因 内容
EV輸入優遇 政府がEV普及促進のため輸入関税を引き下げ
価格競争力 同スペックの日欧車より20〜30%安い価格設定
技術水準の向上 ADASや大型タッチスクリーンなど装備が充実

「中国車=安かろう悪かろう」というイメージは今や過去のものになりつつあり、マレーシアの中間所得層を中心に支持が広がっています。

日本人向けメモ

クルアン(古来)ってどこ?
クルアンはジョホール州の内陸部に位置する中規模都市です。ジョホールバル(JB)から車で約1時間、バトゥパハ(Batu Pahat)からは約45分の距離感。JBエリア在住の日本人ならドライブがてら立ち寄れます。

奇瑞車は日本人に向いている?
マレーシア在住で次の車購入を検討中の方には、一度試乗してみる価値はあります。ショールームは英語対応しており、中国系スタッフも多いため言語の壁は低め。日本語対応はほぼ期待できませんが、英語があれば問題ありません。

購入後の安心感
3Sセンターの整備スタッフは奇瑞認定の訓練を受けており、純正パーツの調達もスムーズ。マレーシアで中国車を検討する際の懸念点だった「アフターサービス」が、こうした拠点拡充で解消されつつあります。

写真: Applegonewild • / Unsplash

出典: China Press の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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