マレーシアでディーゼル車に乗っているマレーシア人の友人や同僚が「毎月政府からお金が振り込まれる」と話しているのを聞いたことはありませんか?それが BUDI Diesel(ブディ・ディーゼル)補助金です。燃料価格の上昇を受けて補助額が増額された今、対象者はぜひ見逃さずに申請しましょう。
BUDI Diesel補助金とは?
BUDI Dieselは、マレーシア政府がディーゼル車オーナーを対象に毎月支給する燃料補助プログラムです。「BUDI MADANI(ブディ・マダニ)」という政府の生活支援制度の一部で、燃料費の家計負担を軽減することを目的としています。
日本では2022〜2023年に「燃料油価格激変緩和補助金」という制度があり、ガソリンスタンドの価格を抑える仕組みでしたが、マレーシアのBUDI Dieselは個人の銀行口座に直接現金が振り込まれる点が大きな違いです。給付型の直接支援という意味では、日本の「定額給付金」に近いイメージかもしれません。
いくらもらえる?
| 時期 | 補助金額(月額) | 日本円換算(1RM≈39.5円) |
|---|---|---|
| 制度開始当初 | RM200 | 約7,900円 |
| 燃料価格上昇後(現在) | RM300 | 約11,850円 |
毎月約12,000円が銀行口座に振り込まれるのは、家計にとってかなりの助けになりますね。年間では最大RM3,600(約142,200円)になります。
申請資格:こんな人が対象
以下のすべての条件を満たす必要があります。
| 条件 | 詳細 |
|---|---|
| 国籍 | マレーシア市民 |
| 年収 | RM100,000以下(約395万円以下) |
| 車両 | ディーゼル車を所有していること |
| 車両登録 | 半島マレーシア(Peninsular Malaysia)に登録されていること |
| ロードタックス | 有効期限内であること |
年収RM100,000というのは、日本円で約395万円。マレーシアの平均的な中間所得層がしっかりカバーされる設定です。注意点として、ボルネオ島(サバ州・サラワク州)登録の車両は対象外です。
申請方法:年中いつでも受け付け中
申請は BUDI MADANI公式ウェブサイト(budimadani.gov.my)から行います。申請期限がなく年間を通じて受け付け中なのも嬉しいポイント。必要書類はMyKad(身分証)と車両登録証(JPJ)が基本です。承認されると翌月から銀行口座に自動振り込みが開始されます。
日本との比較:燃料補助の違い
| 項目 | マレーシア(BUDI Diesel) | 日本(燃料補助) |
|---|---|---|
| 補助方式 | 個人口座への直接給付 | 石油元売り会社への補助(価格抑制) |
| 対象者 | 特定の所有者(ディーゼル車オーナー) | ガソリンスタンドを利用する全国民 |
| 金額の透明性 | 月RM300と明確 | 市場価格連動で変動 |
| 申請の手間 | 一度申請すれば継続自動受取 | 申請不要(自動価格調整) |
日本方式は「全員に薄く広く」、マレーシア方式は「対象者に厚く直接」届ける仕組みです。マレーシアは近年、このような所得・資産に連動したターゲット型補助に移行しており、BUDI DieselはBUDI95(ガソリン補助)と並ぶ主要制度のひとつです。
日本人が知っておくべきこと
残念ながら、BUDI Diesel補助金の対象はマレーシア市民(IC所持者)のみです。就労ビザや永住権(PR)を持つ外国人居住者、日本人駐在員は申請できません。
ただし、以下の点は日本人にも関係があります:
- マレーシア人の配偶者がいる場合:配偶者が条件を満たせば申請可能。家計収入として家族全体の助けになります
- 物価への間接影響:補助金によりディーゼル車ユーザーの可処分所得が増えるため、外食・小売業全体の需要を下支えする効果があります
- ディーゼル燃料価格の仕組みを知る:マレーシアのディーゼル価格は補助により低く抑えられているため、日本より軽油が安い。商用トラック・バスのコストが低く、物価安定に寄与しています
マレーシア人の同僚や友人に「BUDI申請した?」と聞いてみると、生活コストの話が広がって交流のきっかけにもなりますよ。
写真: Irfan Syahmi / Unsplash
出典: Leesharing の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイト(budimadani.gov.my)でご確認ください。


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