マレーシアをはじめ、アジア各国を旅するとき、スマートフォンに何を入れるかで旅の快適さが天と地ほど変わります。「タクシーが捕まらない」「支払いができない」「ネットが繋がらない」——知らずに現地入りしてこんな失敗をした日本人旅行者は少なくありません。今回は、アジア自由旅行に欠かせないアプリを国別に徹底解説します!
アジア旅行を制する「4つのカテゴリ」
日本のアプリ事情と比べると、アジア各国のデジタル化は独自の進化を遂げています。まずは大きな枠組みから把握しましょう。
| カテゴリ | 日本での類似例 | アジアでの役割 |
|---|---|---|
| ライドシェア | GO(タクシー配車) | 安全・明朗会計の移動手段 |
| 電子決済 | PayPay・Suica | 屋台からモールまでキャッシュレス |
| 通信・SIM手配 | 楽天モバイルなど | データ通信の確保 |
| 地図・翻訳 | Google マップ・DeepL | ナビと言語サポート |
国別おすすめアプリ一覧
| 国 | アプリ名 | カテゴリ | 一言メモ |
|---|---|---|---|
| マレーシア | Grab | ライドシェア+フード | 東南アジア8カ国で使えるオールインワン |
| マレーシア | Touch ‘n Go eWallet | 電子決済 | 高速道路・MRT・コンビニ全対応 |
| インドネシア | Gojek | ライドシェア+デリバリー | バイクタクシー「GoRide」が便利 |
| インドネシア | OVO / GoPay | 電子決済 | インドネシアのPayPay的存在 |
| タイ | Grab | ライドシェア | バンコクのぼったくりタクシー対策に必須 |
| 韓国 | KakaoTalk | 通信・SNS | 韓国のLINE。「KakaoT」でタクシーも呼べる |
| 韓国 | Naver Maps | 地図 | Google Mapsより韓国ローカル情報が充実 |
| 台湾 | LINE Pay | 電子決済 | 台湾では日本より普及率が高い |
| ベトナム | Grab / Be | ライドシェア | Beはベトナム発のローカル版 |
| 全域共通 | Klook | 観光予約 | 日本語でアジア全域のアクティビティ予約 |
Grab(グラブ)——アジア旅行の「万能選手」
東南アジアで最も重宝するアプリが Grab です。マレーシア・シンガポール・タイ・ベトナム・フィリピン・インドネシアなど東南アジア8カ国をカバーしています。
日本のタクシーとの大きな違い:日本では走っているタクシーを手を挙げて止めますが、東南アジアでは「流しのタクシー」は観光客へのぼったくりリスクが高め。Grabはアプリから呼べて料金が乗車前に確定するため、言語の壁も価格交渉も不要です。
クアラルンプール市内の移動例(参考):
| 区間 | Grab料金目安 | 日本円換算(1RM≈33円) |
|---|---|---|
| KLCC → ブキビンタン | RM 8〜12 | 約264〜396円 |
| KLセントラル → バンサー | RM 15〜20 | 約495〜660円 |
| KLIA2 → KL市内 | RM 70〜90 | 約2,310〜2,970円 |
電子決済——国ごとに「現地のPayPay」を入れよう
アジア各国には日本のPayPayに相当する電子決済アプリが必ずあります。現地SIMを入れてクレジットカードでチャージすれば、屋台からショッピングモールまでキャッシュレスで快適。現金を大量に持ち歩くリスクも減ります。
マレーシアでは Touch ‘n Go eWallet(タッチ・アンド・ゴー) が最も普及しています。MRT・LRT(電車)の改札、高速道路の料金所、セブンイレブンやマクドナルドなど、ほぼどこでも使えます。日本のSuicaとPayPayを合体させたようなイメージです。
SIMカードは事前手配が賢い選択
アプリを使いこなすには現地SIMが必須です。LazadaやShopee(東南アジアのAmazon的存在)で事前購入しておくと、空港到着後すぐに使い始められます。
| 入手方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 現地空港の窓口 | 手軽 | 割高・行列になることも |
| Lazada/Shopee事前購入 | 割安・スムーズ | 事前に住所・受け取り手配が必要 |
| eSIM(Airalo等) | 最も手軽・荷物ゼロ | 対応端末が限られる |
日本人が知っておくべきこと
- Grabの登録は日本の電話番号でもOKですが、現地SIMがあると確実です。クレジットカード(VISA・Mastercard)での支払いも可能
- Touch ‘n Go eWalletは外国人でもパスポートで登録できます。マレーシアに年2〜3回以上来る方は入れておいて損はありません
- Google翻訳のオフラインダウンロードを忘れずに。マレー語・タイ語・ベトナム語などをWi-Fi環境のある日本でDLしておくと、現地でのデータ節約になります
- アプリのダウンロードは出発前に済ませるのが鉄則。現地の通信環境でダウンロードしようとすると時間がかかることがあります
- Klook(クルック)は日本語対応のアクティビティ予約アプリ。マレーシアのランカウイ旅行、タイのムエタイ観戦など、アジア全域のツアーを日本円で比較・予約できます
スマートフォン1台あれば、移動・食事・観光・買い物が完結するのが現代のアジア旅行。事前にアプリを揃えて、快適な旅を楽しんでください!
出典: Leesharing の情報を元に、日本人在住者向けに独自作成した記事です。価格・条件は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。


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